【2022年2月26日前縦隔という所に腫瘍が見つかりました。同じ病の方のお力になれればと思い記録を残して行きます。腫瘍発見時44歳・女性・既往歴、23歳で子宮内膜症卵巣嚢胞で開腹手術。28歳普通分娩で出産。】
FDG PETという検査は、糖分に似た放射性物質を体内に入れて、糖分を沢山使う心臓と脳以外の場所が光ると悪性腫瘍と判断出来る検査です。
この物質が、当日仕入れた分を当日中に使わないと廃棄になる為予約は必ず守らないといけません。患者都合でキャンセルをすると実費請求をする事があるだとか。
PET検査は血糖値が高いと正確に診断できなくなる為、6時間前から絶食でした。シュガーレスガムや清涼飲料水も駄目です。水やお茶は飲んでも大丈夫でした。
1 放射性物質を入れる前に血糖値測定の為に血を少しとります。
2 2分ほどかけて血管へ薬剤を入れます
3 全身に行き渡るよう60分安静にします(読書やスマホも駄目)
4 安静中にたくさん水分を摂って検査前に尿を出します
5 仰向けで横になり両腕を上げた状態で腕を軽く固定されます
6 20〜30分動かずに撮影をします(動かないのが意外とキツイ)
造影剤を入れるCTの長いバージョンという感じでした。脳を撮影している時は閉塞感があって少し怖いので目を閉じていれば怖くないです。
お次は肺機能検査。肺活量や、酸素の取り込み量、呼吸時の筋力等、チューブをくわえて口呼吸で5種類検査をしました。
最初口呼吸が難しく苦しかったですが、最後の方は慣れて辛くなかったです。検査してくれる方の指示通り呼吸をすれば大丈夫です。
最後は心電図検査です。これが平常時の心電図を取ってから、三分間踏み台昇降運動をして再び心電図を取る検査でした。
体力の無い私にはなかなかキツかったです。年齢により乗り降りのスピードが違うそうで、三分間できなくても出来る範囲で良いそうです。
心電図とりますって言われたら念のため動きやすい服装+水分を持参する事をおすすめします。
この日は結局夕方までかかったので夕飯は家族で外食しました( ´ ▽ ` )
【費用】
交通費1,320円 病院代28,270円 外食代3,000円
CTあると二万、PETあると三万用意すると良いみたいです。ありがとう健康保険。
【余談】
調理担当が通院を何度もしていると、ついつい昼も夜も外食になってしまうので費用がかさみます。
こういう事態も含めて、若くても専業主婦の方でも医療保険は入っておくと金銭的に安心です。
私は手厚く保険をかけていなかったので、病院で大金を使うたびに申し訳ない気持ちで辛くなります。
病気でまだしにたくないという気持ちと、稼いで無い自分が家の預貯金を使う事がつらい、治療費を沢山使って生きるのも怖いという気持ちがあります。
手厚く保険さえ入っていれば、お金の心配が軽減され気持ちも楽になるので、若い方、専業主婦の方2,000円くらいの共済だけでもいいので生きるための医療保険の検討をして欲しいです。
高額療養費制度を使ったとしても治療が長引けば100万以上の費用がかかります(癌のばあい医療用ウィッグ、療養用電動ベッド、その他色々)収入が少ない若い人ほど、備えて欲しいと思います。
次回 ついに病気の診断がつく?に続く